僕はいつも会社にいる間にこっそりと出会い系で相手を探し、アポの準備をします。
けっこうそのときに、同じことをしているOLさんなどと連絡がつながることが多いのです、みんなヒマなんですね(笑)
まいどです、ヒロケンです。
その日も15時くらいからいい感触の女性とつながり、LINEの交換まですんなりと進むことができたのです。
「今日夕方から遊べる人探しています~す☆」
という軽い内容の掲示板を見て僕がメールを送りました。
彼女はレムちゃんと名乗る、都内勤務のOLさんで24歳の女性です。
この時点でアポの約束まで完了です。
19時30分新宿待ち合わせ
できれば時間を有効に使いたいので、退社時刻に合わせて池袋あたりで6時頃にアポを取りたかったのですが、向こうの事情に合わせて19時30分に新宿まで行くことになりました。
2時間近くも時間があるので、少し東口付近を歩いたり、星野珈琲に入ったりしながら、ようやく待ち合わせ時間に。
その間もレムちゃんとは何度かLINEで軽くやり取りしています。
LINEの無料電話がかかってきて、スマホを見てみると、相手はレムちゃんでした。
「すみませ~ん、遅くなっちゃって!あと5分で到着しま~す!」
と、テンション高めで印象がいいです。
アルタ横の洋服の青山の前に立ち、待つことに。
酔っ払ってる!?
レムちゃんは、10メートルも手前から、
「ヒロケンさ~ん!!」
と大きな声で僕を呼び、手を大きく振りながら近づいてきました。
眼の前まで来ると、初対面でも分かるくらいのテンションのおかしさに気づきます。
……そうです、レムちゃんは酒に酔っていたのです。
なんでも、会社の少し早い忘年会があったそうで、そこで、
「駆けつけ5杯」
飲まされ、途中退席することを伝えると、さらに3杯レモンサワーを飲まされ、走ってきたのです。
「ど、どうしよう。これから」
と戸惑っていると、
「ホテル行こうー!!」
とレムちゃんが叫び、周囲の人がびっくりしてこちらを見ています……。
(だめだこりゃ)と思い、レムちゃんの手を引っ張ってホテル街の方に急ぎ、以前から何度が使っているラブホに入室しました。
こんな時はどうすればいい?
アポを取ってから一緒に酒を飲み、そのままのテンションでエッチに持ち込むのは常套手段ですが、待ち合わせから泥酔してるのは初めてです。
正直、こんな時どうすればいいか、酒に酔った女性とのアポの経験はありませんでした。
(やっかいなの引き当てちゃったな……エッチは無理っぽいな)
と後悔しましたが、レムちゃんはかなり美人で、女優の蒼●優さんに少しにているので、酒に酔っているからといって諦めきれません。
なんとかエッチにつなげるべく、とにかく、
(介抱あるのみ!!)
です。
入室してからシャワーを勧め、半ば無理やり入らせ、バスルームから戻ったレムちゃんにコーヒーを入れます。
それで一時期のはちきれそうな酒酔いのテンションはなんとか抑えることができました。
少し意味の分からないことを口走りますが、なんとか「泥酔」のレベルからは復旧したようです。
落ち着いたところで、いざエッチ!
レムちゃんは、
「ヒロケンさんて優しいんだ。ごめんね、迷惑かけて」
と言ってベッドに座る僕の横に、風呂上がりのバスタオルを体に巻いたまましなだれてきます。
キスすると、歯磨き粉の匂いがし、彼女は舌を絡めてきました。
レムちゃんは肌がきれいでスレンダー、バストは小さいですが、非の打ち所のない体型をしています。
先にアタックをしかけたのはレムちゃんで、僕のモノをフェラすると、快感が体を貫きました。
軽く前戯をして挿入、レムちゃんのきれいな顔に精神的な興奮を覚えて、10分もしないうちにこみ上げてきて、腹の上に出そうと引き抜いたら、レムちゃんが起き上がり、口の中で出させてくれました。
4日ほど前に別の女の子とエッチしたはずなのに、かなりの精液が出たことに驚き。
やっぱり美人とエッチすると、精子の量まで違ってくるようです。
ちゃんと覚えていた彼女
その日は3時間してラブホを後にしました。
外に出てもレムちゃんは、まだ少し酒が残っている様子です。
美人なので、できればつなげたい考えていたのですが、なにぶんかなり酒に酔っていたので、次の日記憶が残っていない可能性もあります。
しかし、翌日の昼ころLINEでメッセージを送ってみると、
「昨日はホントにありがと?また会ってよね!」
と、ちゃんと覚えていたことに喜びました。
レムちゃんと今でもたまにあってエッチしますが、3回に1回はやっぱり「酒に酔っている」状態です……。
忘年会とか言い訳してたけど、たんに酒が好きなんですね。